アシストプランの整備システム「Carフロンティア」|特徴と導入前の確認点
Carフロンティアは、長野市に本社を置くアシストプラン株式会社が開発している自動車整備業向けのシステムです。製品ページのタイトルは「CAR FRONTIERⅢ」で、「『管理する』だけでなく『集客へつなげる』」という考え方を打ち出しています。予約の管理、最大7年間のメンテナンスパック、オリジナル帳票の設計といった機能が中心です。この記事では、2026年10月にアシストプランの公式サイトで確認できた記載をもとに、会社の概要、Carフロンティアの主な機能、機能拡張と外部システムとの連携、サポート体制、同社の別のページで案内されている整備業向けシステムとの見分け方、導入前に確かめたい点を整理しました。
この記事で確認した一次情報:アシストプランのCarフロンティア製品ページ、製品一覧、会社概要、サポート、ニュース、同社の「せいびやさんPRO」のページ。確認日は2026年10月です。
アシストプラン株式会社の会社概要
アシストプラン株式会社は、1995年8月に設立された長野県長野市の会社で、創立以来、自動車整備業者向けのソフトウェアを開発し販売しています。会社概要によると、本社と長野支店は長野市大字吉田4丁目19番19号、資本金は15,000,000円、代表取締役は飯田岩雄氏です。事業内容は、自動車整備業界向けコンピュータソフトウェアの開発と販売、自動車板金業界向け見積システムの販売、各種システムの開発と販売の3つです。拠点は名古屋支店(名古屋市緑区)と、秋田、埼玉、静岡の各営業所で、新潟と金沢には駐在員がいます。会社概要には「業界を知り尽くした親切設計」「日常業務の強力な味方」をモットーにしていると書かれています。
| 製品一覧の製品 | 製品一覧での説明 |
|---|---|
| Carフロンティア | 自動車整備業様向け 顧客管理集客システム |
| フロンティアADプラス | 自動車鈑金業者様向け。コグニセブン連動の伝票発行と売掛管理 |
| コグニセブン/アセスプロⅡ | 事故車修理費見積りシステム(コグニビジョン株式会社の製品) |
| タイムアットキャル | 勤怠管理システムと給与計算ソフトの連携 |
Carフロンティアの主な機能(予約・メンテナンスパック・帳票設計)
Carフロンティアの中心になる機能は、予約の管理、得意先と車両のマスタ、メンテナンスパック、オリジナル帳票の設計の4つです。予約表の画面では、カレンダーに得意先と車両のツリー表示が並び、作業を止めずに詳細を確かめられます。「予約」「仮予約」「メンテナンスパック」は区別して表示され、Googleカレンダーと連動すれば外出先からでも予約の状況を見たり予定を追加したりできます。メンテナンスパックは最大7年間の契約を管理でき、契約状況や整備の実施状況、パックの預かり金も扱えます。得意先と車両のマスタには自由に管理項目を設定でき、同じ住所の得意先を世帯として自動で関連付ける機能もあります。車検証のQRコードからのデータ入力にも対応しています(QRコードリーダーは別売)。
| 業務 | 製品ページの「その他の機能」 |
|---|---|
| マスター管理 | 車両、得意先、所有者、住所、作業部品、区分マスター |
| 日次・請求業務 | 予定表管理、見積書、作業指示書、納品書、請求書の発行、入金処理、メンテナンスパック台帳、整備提案書の発行 |
| 売掛・売上管理 | 得意先元帳、売掛金残高一覧、業務別売上粗利、売上粗利統計 |
| 入庫管理 | 入庫車両一覧、車歴管理、車両検索、得意先検索、家族検索 |
| 証書発行 | 各種証書の発行、保安基準適合証、検査諸費用計算書 |
帳票は文字、罫線、画像の色まで指定して設計でき、いま使っている帳票をそのまま使い続けられると書かれています。帳票サンプルには、カラーの納品書、車両販売見積書、諸費用請求書、入金伝票と領収書が載っています。車検の受付から案内までの全体像は車検システムとはで説明しています。
Carフロンティアの機能拡張と外部システムとの連携
Carフロンティアの機能拡張には、代車管理、e-JIBAI連携、コグニセブンとアセスプロⅡの連携、古物台帳、部品価格、自動車整備標準作業点数表、CSV出力設定、SMS、リンク先設定、画像管理が並んでいます。代車管理は台数の制限なく、貸し出し日時、貸出先、用途、走行距離、給油量まで記録でき、予約カレンダーで貸し出しと返却の状況が分かります。部品価格は1998年からの車種の純正価格データで、型式指定と類別区分番号から検索します。CSV出力ではデータをExcelなどで集計でき、SMSでは車検の案内などのメッセージを送れます。外部との連携先として挙がっているのは、自賠責のe-JIBAI、コグニビジョンのコグニセブンとアセスプロⅡ、株式会社JCMの車販システムJOCARの3つです。
- e-JIBAI:自賠責証明書の発行や集計ができ、発行データを車両マスターで管理
- コグニセブン・アセスプロⅡ:事故車修理見積りの出力と取り込み
- JOCAR(株式会社JCMの製品):中古車と新車の販売見積を作るシステムとリンク
JOCAR側の機能はJOCAR(ジョーカー)とはで取り上げています。CSV出力の扱いが乗り換えのときにどう効くかは、整備システムの乗り換えとデータ移行で説明しています。
アシストプランのサポート体制
アシストプランのサポートは、電話サポート、リモートサポート、訪問サポートの3つの形で提供されています。サポートのページによると、電話では専門のスタッフが問い合わせに応じ、電話で説明しにくいトラブルはインターネットを通じてスタッフがパソコンを直接診断するリモートサポートで対応します。訪問サポートでは、操作の説明のほか、ハードのトラブルで必要になったソフトの再インストールやバックアップデータの復元にも応じ、修理が要るときは業務を止めないよう代替機を貸し出すと書かれています。製品ページに載っている電話の受付は9時から18時で、土曜、日曜、祝祭日は休みです。土日に営業する工場は、休日にトラブルが起きたときの連絡先を事前に決めておくと安心です。
「せいびやさんPRO」のページとの見分け方
アシストプランのサイトには、Carフロンティアの製品ページとは別に、自動車整備業向け顧客管理システム「せいびやさんPRO」のページがあります。こちらには導入1,300社以上、システム継続利用率90%以上という数字のほか、電子車検証の登録や更新、インボイス制度と電子帳簿保存法への対応、「車検証閲覧アプリ」からの車検証データの取り込みが書かれています。FAQでは、標準導入時は伝票発行、入金、車両販売見積書などの基本機能がすべて使え、代車管理や古物台帳などのオプションは追加料金がかかると説明されています。動作環境はWindows11で、推奨はIntel Core-i5、メモリ16GBです。ただし、せいびやさんPROとCarフロンティアが同じ製品なのか、後継なのかは公式に書かれていません。電子車検証やインボイス制度への対応を重視する場合は、検討している製品名を明示して確認してください。
電子車検証の取り込み方式の違いは電子車検証・OSSに対応した整備システムの見分け方で、制度の仕組みは電子車検証の解説サイトで確認できます。アシストプランのニュースには、2022年8月26日に「電子車検証特設サイトが開設されました」というお知らせも載っています。
Carフロンティアを導入する前に確認すること
Carフロンティアの製品ページには価格、契約期間、OSSへの対応、インボイス制度への対応が書かれていないため、見積の段階でこれらを1つずつ確かめる必要があります。機能拡張として並んでいる代車管理、CSV出力、SMS、部品価格、作業点数表がどこまで標準で、どこから追加料金なのかも、総額に大きく関わります。指定工場で継続検査のOSS申請をしている場合は、電子申請との連携の有無を必ず聞いてください。同社はフロンティアADプラスも扱っているため、鈑金まで1社でそろえたい工場は、組み合わせたときの費用も一緒に見積ってもらうと比べやすくなります。
1. 製品名をはっきりさせる
Carフロンティア(CAR FRONTIERⅢ)とせいびやさんPROのどちらの見積かを確かめます。
2. 標準機能と機能拡張を分ける
代車管理、CSV出力、SMS、部品価格などが追加料金かどうかを聞きます。
3. 制度への対応を確認する
電子車検証、OSS、インボイス制度、電子帳簿保存法への対応を製品名を挙げて聞きます。
4. 連携先の費用を確かめる
e-JIBAI、コグニセブン、JOCARと連携するときの条件と費用を確認します。
5. サポートの範囲を書面にする
訪問と代替機の貸し出しが保守契約に含まれるかを確かめます。
他社の製品と同じ項目で並べたいときは、40製品の整備システム比較表と整備システム製品一覧をご覧ください。
全40製品の整備システム比較表を無料でダウンロード
Carフロンティアを含む40製品について、提供形態、データの設置場所、契約形態、最低契約期間と重要8項目の対応状況を1つの表にまとめています。予約やメンテナンスパックを軸に入庫を増やしたい工場に合う製品を絞り込みたい場合は、無料相談もご利用ください。
アシストプランのCarフロンティアに関するよくある質問
- アシストプランはどこにある会社ですか?
- アシストプラン株式会社の本社は長野県長野市吉田です。会社概要によると、設立は1995年8月、資本金は15,000,000円で、自動車整備業界向けソフトウェアの開発と販売、自動車板金業界向け見積システムの販売を行っています。名古屋支店のほか、秋田、埼玉、静岡に営業所があり、新潟と金沢には駐在員を置いています。
- Carフロンティアの正式な製品名は何ですか?
- 製品一覧では「Carフロンティア(CarFrontier)」、製品ページのタイトルでは「CAR FRONTIERⅢ」と表記されています。キャッチコピーは「『管理する』だけでなく『集客へつなげる』自動車整備業システムの決定版。」です。
- Carフロンティアの価格はいくらですか?
- 製品ページには、2026年10月の時点で価格が載っていません。同社の「せいびやさんPRO」のページのFAQでは、価格は導入台数やハードウェアの構成によって異なり、担当営業が提示すると書かれています。料金の考え方を他社と並べて知りたい場合は、整備ソフトの料金・費用相場をご覧ください。
- Carフロンティアはデータを出力できますか?
- 製品ページの機能拡張に「CSV出力設定」が挙がっており、データをCSVで出力してExcelなどで集計できると書かれています。機能拡張として案内されているため、標準の契約に含まれるかどうかは見積で確かめてください。
- Carフロンティアは電子車検証やインボイス制度に対応していますか?
- Carフロンティアの製品ページには、車検証のQRコードの読み取りは載っていますが、電子車検証、インボイス制度、電子帳簿保存法についての記載はありません。同社の「せいびやさんPRO」のページには電子車検証の登録やインボイス制度、電子帳簿保存法への対応が書かれていますが、Carフロンティアとの関係は公式に説明されていません。直接確認してください。
- 整備システムと車両販売システムは、まとめて選んだほうがよいですか?
- 車検・点検の入庫と中古車・新車の販売を両方行う工場では、自動車整備システム(自動車整備ソフト)と車両販売システム(車販ソフト)が同じ顧客データを使えるかを確かめると二重入力が減ります。整備システム 比較や整備ソフト おすすめの情報を見るときは、整備ソフト 安いかどうかだけでなく、整備システム リースなし(月払)で始められるかも確認してください。
参考にした一次情報
以下はこの記事の根拠にしたアシストプランの公式ページです。いずれも2026年10月に内容を確かめました。製品名と機能名は公式の書き方に合わせています。
- Carフロンティア(CAR FRONTIERⅢ)製品ページ:https://www.assistplan.jp/products/car-frontier/
- アシストプラン 製品一覧:https://www.assistplan.jp/products/
- アシストプラン 会社概要:https://www.assistplan.jp/aboutus/
- アシストプラン サポート:https://www.assistplan.jp/support/
- アシストプラン ニュース:https://www.assistplan.jp/news/
- せいびやさんPRO:https://www.assistplan.jp/lp/index.html
全40製品の整備システム比較表(無料)
提供形態・契約形態・最低契約期間・データ移行など、整備ソフト選びで確認すべき項目を1つの表にまとめました。自社に合うかは専門家に無料で相談できます。
比較表をダウンロード(無料)専門家に無料で相談する








